本ファイルでは、一般的な日本語の正書法を用いてわたくしの日本語の規範について記述する。
詞彙
詞彙
- 蓋然性(ありうるとして、それがどの程度ありうるか)と可能性(ありえないこともありうることもある場合、それがどの程度ありうるか)を区別する。
言い換え
用例のあるものを優先的に用いる。
- word と language を峻別するため、word を意味する⟨語⟩を⟨詞⟩に改める。
ヒトについて
- ヒト以外の生命体への配慮から、ヒトは原則として片仮名で書き、「~のひと」といった表現は「~の個体」「~の知的生命体」などと改める。
- 人類のことをはヒト類と読んで構わない。
一人称代名詞
- 最も中性的であるため、原則として「わたくし」を使用するが、以下の使用も妨げない:
わたし・あたし・おれ・ぼく・やつがれ・われ・あれ・わがはい・よはい・わけ・わぬ・わの・わろ・あぬ・しょうせい・やつ・やっこ
- 〈わたくし〉のごとく、山括弧で囲った一人称は、記憶に対する信頼性を欠くことを意味する。
- 自分の体や社会的立場について言及する際には、「身の上」「生まれ」などと称する。
記数法
- 10進法を用いるが、区切りの良い数として8進法を用いることを妨げない。
- 万進命数法により、4桁ごとに何らかの印をつける。なにをつけるかはときの正書法が決定する。
暦法
- 最も無標な紀元として、人類暦を採用する。これはグレゴリオ暦に1,0000を加えることで得られる。
- グレゴリオ暦・ユリウス暦・仏暦・和暦などを使用する際は、これを明示する。
厳密性の探求
何らかの主張をする際には、以下を守る:
- OR と XOR を区別し、OR には「か・及び」を;XOR には「(でなければ)」を用いる。
- 理想的に要請せられるのか、現実的に要請せられるのかをは必ず区別する。前者は「~べきだ」「~せねばならない」;後者は「~せざるをえない」の形であらわす。
- 要因・究極要因・目的・理由を明確にするため、以下を行う。:
「なんで」「なぜ」などといった疑問詞をそれぞれ:「どんな要因で」「どんな究極要因で」「どんな目的で」「どんな理由で」などと言い換える。
理由を述べるときにはそれぞれ「~ので・から」「最終的に~ので・から」「~ために」「~ゆえ」と言い換える。
- 任意の附加詞は、その修飾対象を明確にするために、直前に置く。
形態統語
接辞
- 否定には「ぬ」「ん」「せん」を使用することを妨げない。
態
- ら抜きことばは、特にくだけた場合を除いて使用しない。
- さ入れことばは、使用しない。
- 使役「~せしめる」「~せられる」を使うことを妨げない。